コロナウイルスに思うこと2「情報社会と判断力」  

 

「今回のコロナウイルスは非常に熱に弱いことがわかりました。耐熱性に乏しく、26~27度以上の温度で死滅します。なので、より多くのお湯を飲んでください。お湯を飲むことはすべてのウイルスのためにも効果的。冷たいものは厳禁です」

 

SNSで流れてきたこのメッセージ。

「この温度で死滅するんやったら平熱低い俺でも感染せぇへんわ!」と心の中で大きなハリセンでツッコミを入れたんですが、結構信じていた人がいたみたいで。

元々天邪鬼な性格なので、SNSの情報は基本的に信じていませんが、それでも少し考えれば「そんなわけあるかい!」と思えるような気がします。

  

他にデマ情報といえば「トイレットペーパー無くなる問題」もありますね。

マスクとトイレットペーパーは同じ材料を使っているから、トイレットペーパーが作れなくなる。というのが理由だそうです。

(マスクは不織布、トイレットペーパーはパルプなので全然違う材質なのですが)

オイルショックでもこんな騒動ありましたね。

時代はもう令和なんですけど、やっていることは昭和…(笑)

  

今回のコロナウイルスに限らず、情報があふれている社会で、それを取捨選択する判断力がどうも今の日本人にはないような気がします。

こういった危機管理の場面において、その判断力の欠如は大きな混乱をもたらします。今回のようにまだ被害が出ているのがごく一部の状況ならまだしも、これが大地震だったらどうするんだろう…と思うと少し恐怖。

 

ITと言えば、プログラミング教育に今後注力していきたいとのことですが、こういった情報を選別できるリテラシー能力みたいなのも力を入れて欲しいな…と思う。